研究ブログ21 Sep 2016
ソダンキラ観測所のカメラ設置作業(大山)
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本研究グループとNASAとの合同による観測ロケットLAMPが、2022年3月5日にアラスカ州ポーカーフラットから打ち上げられ、脈動オーロラに命中しました。
本研究グループは「れいめい」衛星、「あらせ」衛星の観測などから、数秒から10秒程度で点滅するオーロラ(脈動オーロラ)の成因と、超高エネルギー電子が宇宙から地球に降り込む現象(マイクロバースト)を統一的に説明する理論を提案しています。この理論を観測的に実証するため、LAMP (Loss through Auroral Microburst Pulsation) 観測ロケット実験を行いました。LAMPは本研究グループが2015年から米国研究者と議論を重ね、NASAに提案・採択された計画です。日本は高エネルギー電子観測器(HEP)、オーロラカメラ(AIC) 2台、そして磁力計(MIM)の4機器からなる観測器パッケージ PARM2 (Pulsating AuRora and Microburst 2)を搭載しています。
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